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シェークスピアの名言2



「物事には本来、善と悪はない。ただ、我々の考え方いかんで善と悪が分かれる」

    シェークスピア

 デール・カーネギーの、「人を動かす 新装版」の中で引用された、シェークスピアの名言です。
 前回の記事で紹介した言葉と似ていることから、邦訳する前の英文は同じものなのかもしれません。ただし、幸が善に、不幸が悪に含まれるとすれば(恣意的な見方なのはさておいて)、今回の「善と悪はない」という言い方の方が、より一般的に通用するものであると考えてよいでしょう。
 一つの物事は、色々な角度から見ることができます。ある面から見れば「良い」ものだったと思った出来事が、また別の面から見ると「悪い」ものだったということは、私達の生活の中でよく見られます。例えば、メリットやデメリットという考え方は、物事に望ましい面とそうでない面が存在するという前提のうえで成り立っています。すると、善や悪という概念は私達の行う恣意的な意味づけであり、客観的な見方を突き詰めていくと、「物事に善と悪はない」という考えに達するのではないでしょうか。
 私見ですが、賢者と呼ばれたような人達は、客観的に物事を分析し、様々な考え方や捉え方があることを理解したうえで、それらの中から自分の立場を選んだのではないでしょうか。今回紹介した名言は、物事の本質を見ることを意識させてくれる点で、役に立つ言葉だと思います。


シェークスピアの名言



「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ」

    シェークスピア


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